問診(カウンセリング)
当院では、ヒアリングを重要視しています。ヒアリングは東洋医学の基本です。
なぜなら、体の痛みといっても、身体的なケガだけでなく、精神的な問題だったりすることもあります。
また、痛みのある部位そのものが、痛みの原因ではない場合もあります。
こういった痛みの根本原因は、お客さまご自身ではなかなかわからないものです。そのため、お客さまのお話はもちろん、体の姿勢やクセなどから、痛みの原因をじっくりと探り当てます。
その場合、帰納的な思考法(結果から原因を探る)と、演繹的な思考法(原因から結果を探る)の両方の思考法が必要となります。
頭痛
頭痛の場合、その要因が内科的か外科的かを探ります。
- 高血圧(くも膜下出血などの脳の病気)について
- 過去の病気(脳梗塞などの既往歴)について
- 生活習慣(夜勤などで不規則)について
- 仕事、学業、家事などのストレスの感受性について
- 急激な発症か緩慢な発症かについて
- 日頃の姿勢など筋骨格系について
- 交通事故による受傷歴について
肩こり(肩首の痛み)
肩・首はその人の体重の約8%の重さがある頭を支えています。
このため、姿勢や身体のバランスの悪さが多くの場合原因となります。
肩こりの場合、要因が内科的か外科的かを判断するために以下のことなどを確認します。
- 血圧が高い
- 過去の病気(心筋梗塞、狭心症などの既往歴)について
- 生活習慣(夜勤などで不規則)について
- 仕事、学業、家事などのストレスについて
- 日頃の姿勢など筋骨格について
- 偏った歩行(歩き方)
腰痛
腰痛の原因は実にさまざまで、生活習慣の蓄積からくる慢性的な症状はもちろん、ぎっくり腰や交通事故のムチ打ちといった、思いもよらぬ急性期の腰痛もあります。
いずれにしろ、腰痛は慢性化しやすいので注意が必要です。
腰痛の場合、以下の項目などから内科的か外科的かをチェックします。
- 過去の病気(婦人科、尿路結石、心筋梗塞、くも膜下出血などの既往歴)
- 日頃の姿勢、スポーツの動作などの筋骨格について
- 動作による痛みの増減について
- 交通事故による受傷歴について
- 仕事、学業、家事などのストレス
- 偏った歩行(歩き方)
ひじ痛
ひじの痛みは、部位を酷使することで起きる場合が多く見受けられます。特に若い世代は、テニス肘や野球肘といったスポーツ障害を発症する人が多数派です。
ひじ痛の場合、以下の症状をチェックします。
- 入念な触診、動作の検査
- 背骨のゆがみの有無
- 手首や肩関節からくる痛み
- 関節の動き方の確認
膝・脚痛
膝・脚痛の場合、以下の症状をチェックします。
整形外科病院の治療でよくならなくなった症状が、当院に通う事でよくなったお客さまもいらっしゃいます。
- 年齢による老化(筋力低下、関節の変形など)
- スポーツによる使いすぎ(スポーツ障害)
- 偏った歩き方
- 腰痛に起因する痛み
その他多い症状は?
当院には、このような症状でお悩みのお客さまが多くご来院されます。
- 背中の痛み
- 生理不順、生理痛など婦人病
- 手足などのしびれ
- なんとなく体調がすぐれない
- めまい
- 気力の低下